Music
突然段ボール - 成り立つかな?
Douban
突然段ボール TOTSUZEN DANBALL
release date 1989-01-01
publisher:
22WXD-132
いきなり流れ出すぽわんとした曲と、ぶっきらぼうな歌声。詩はシュールで聞き手を呆気にとらせる。な、何じゃこりゃ。そして2曲目はとっても変な「イパネマの娘」。ボサノバのシンコペーションではなく、しっかり1拍めに強勢をおくリズム進行。本来ボサノバであったなんて誰が気づこう?醤油とたくわんで育った娘の如し。「和風」の娘さんがイパネマ海岸を歩いているのだ。81年のデビューアルバムから、すでに天然のずれとぺったらぺたらこ感が強烈に現れている。こりゃ海外に注目されるのも当然だ。
このCDはWAXレーベルから出ているのだが、所属するアーティストが凄いのだ。フリクション、スタークラブ、P-MODEL、あぶらだこ、Phew、原マスミ、スターリン、グンジョーガクレヨン、INU(町田町蔵!)…その中に混じっているのだから、いかに当時の突段が注目されていたかが分かる。そういや時代は東京ロッカーズ。そういう、これから日本の音楽が別のステージに入ろうとしていた時期、時代が、CDからもよく香ってくる。