MELODY
豆瓣
简介
produced by 岸部眞明; All 5 tracks: one more summer/ 泣きむし/ お月さま/ DAIMAJIN/ またあした/ ■熱心なフィンガースタイル・ギター・ファンならご存じの通り、伍々慧 (ごご・さとし) さんは、2004年4月モリダイラ楽器主催「フィンガーピッキング・コンテスト2004」決勝戦で最優秀賞および楽曲賞、オーディエンス賞、アコースティックギターマガジン賞など主要4部門を獲得した、今年16歳の若きフィンガースタイル・ギタリストです。その伍々慧さんの初めてのCD(5曲入りのミニ・アルバム)が発売されました。プロデューサーは岸部眞明氏。大阪で行われる発売記念ライヴは、通常キャパ70人程度といわれているライブハウスに100人の予約が来た程の人気ぶりです。是非、一度お聴き下さい。プー横丁お薦めの一枚です。
1988年大阪生まれ。小学6年生のときにギターを始め、中学2年生で岸部眞明さんに師事。2004年夏から関西を中心に精力的にライブ活動を行っています。2005年9月にはアメリカ・カンザス州ウィンフィールドで開催の「ナショナル・フィンガーピッキング・チャンピオンシップ」に出場。
tracks
曲目紹介(POOH)
1. one more summer
伍々慧にとって特に印象深かったという2004年の夏に作曲された作品。軽やかなフィンガリングとメロディーラインが清々しく、オープニングに相応しい曲である。
2. 泣きむし
一転してスローな作品。こういう心に滲みるメロディーを生み出せるところに彼の非凡さを感じるのは私だけではないだろう。「泣きむし」をイメージしたのではなく、泣いている人に対する「泣かなくてもいいんだよ」というメッセージを作品にしたとか。
3. お月さま
伍々慧の初オリジナル作品。この1曲で「2004年のフィンガーピッキング・デイ」決勝大会を制したと言っても過言ではない。オリジナル第1弾にして、この完成度は驚愕に値する。そのリリカルでピュアな音1つ1つの佇まいは、ここから始まり今後も更に続くであろう「伍々慧のギター音楽」の全体像の一部を我々に感じさせてくれる。全ての音楽ファンの方々に聴いて頂きたい名曲である。
4. DAIMAJIN
少し異色(?)とも思えるロックっぽい作品。ここまでの3曲を聴いて「叙情的な作風=伍々慧」という勝手な先入観をあっさりと、しかも心地良く裏切ってくれるファンキーなリフが、カッコ良い。途中のスラッピングによるファンク・ベースを彷佛とさせるソロからエンディングへ一気になだれ込む、その爽快感。伍々慧のソングライティングにおける新たな魅力を知る1曲だ。
5. またあした
本作のラスト・ナンバーは、伍々慧のソロ・コンサートでも最後にプレイされる事も多いこの曲。ゆったりとした曲調に「その日一日が終わった我が家への帰り道」や「黄昏れどきの情景」がイメージできる優れたオリジナル作品だ。