Bull Trout

「昭和を代表するテナー奏者」宮沢昭さんは、どういう訳か縁が薄いのです。守安祥太郎さんのグループで活動。秋吉敏子さんのコージー・カルテットでは渡辺貞夫さんとフロントを担当。まさに日本を代表するテナー奏者といえます。しかし活動は断続的。そんな中、ピアノの佐藤允彦さんのトリオをバックに名盤を録音していくのです。しかし、再びジャズ界から遠ざかり、私がジャズを聞きだした頃は半ば引退状態だったのです。この作品「いわな」や「山女魚」は名盤であることは知っていましたが、入手困難な状態。学生時代には、先輩や友人に聞かせてもらったりジャズ喫茶で聞いたりと、宮沢昭さんの凄さは認識していましたが入手出来ませんでした。
Tenor Saxophone – Akira Miyazawa
Piano – Masahiko Satoh
Bass – Yasuo Arakawa
Drums – Masahiko Togashi
Percussion – Akira Miyazawa, Masa hiko Satoh, Masahiko Togashi, Yohnosuke Segami* (tracks: A)
Engineer – Yoshihiko Kaminari
Producer – Fujiya Jimbo
Supervised By – Shoichi Yui
Recorded at Azabu Aoi Studio, Tokyo, June 30 and July 14, 1969.

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