
ISBN: 9784642083928
作者:
水野章二
出版社: 吉川弘文館
发行时间: 2021
语言:
ja
页数: 223
旱魃・洪水・大風・害虫
水野章二
简介
中世の人びとは、日常的に起こる災害にどのように立ち向かったのか。最新の科学的分析と古文書・古記録や文学作品から、自然の猛威が社会生活に与えた影響や人びとの対応を解明。災害への関心が高まる今、必読の書。
contents
中世の農業災害と気候変動(災害史研究の現在〈災害史研究の意味/農業災害の克服〉以下細目略/農業災害とその背景/中世の気温と降水量/中世の災害観/中世の災害対応/中世社会と災害)/旱害と中世の耕地・用水(降水量不足がもたらす問題/平安時代の旱魃と耕地/祈雨儀礼の展開/旱魃多発期における開発/中世荘園の成立と用水問題/旱害と中世社会)/水害と村落景観(水害の特質/平安時代の水害/水害と築堤/さまざまな洪水対策/開発と環境変化/水害への宗教的対応)/風害と砂丘・津湊(風への意識/古代・中世の風害/風害への対応/一五世紀の風害と気候/砂丘の変化と土地利用/風と環境)/虫害と自然認識(虫害の研究状況/古代の虫害と虫認識/仏教と虫認識/人と虫と災害)