淀どの日記

Douban
淀どの日記

Login or register to review or add this item to your collection.

ISBN: 9784041216378
author: [日本] 井上靖
publishing house: 角川書店/角川グループパブリッ
publication date: 2007 -11
price: JPY 740
number of pages: 494

/ 10

0 ratings

No enough ratings
Borrow or buy

新版

[日本] 井上靖   

Overview

「茶々は眼をつぶった。父浅井長政が、母お市の方が、義父勝家が、伯父信長が、みんなそうしたように、彼女も亦白い刃先に眼を落としたまま、自分の前の短刀を執る時刻の来るのを待っていた。矢倉の窓からは、初夏の陽と青い空が見え、それ以外の何物も見えなかった。城を焼く余燼の煙が、時々、その青い空を水脈のように横に流れていた」―悲運の生涯を誇り高く生き抜いた秀吉の側室・淀どのを深く、詩情豊かに描いた傑作。
「茶々」の生涯を見事に描く、井上靖の傑作。浅井家の長女として生まれ、悲運を遂げた母の姿を見て成長し、家族を不幸に導いた張本人・秀吉の側室となった茶々=「淀どの」の壮絶な生涯。戦国の運命に翻弄された女性の姿を描きだす、井上靖の傑作歴史小説。

Other editions (5)
Comments
Reviews
Notes