增補 無緣·公界·楽
Douban
ISBN: 9784582761504
écrit par:
網野善彦
édition: 平凡社
date de publication: 1996
série: 平凡社ライブラリー
reliure: Paperback
nombre de pages: 380
日本中世の自由と平和
網野善彦
résumé
近代から古代まで遡り、駆込寺や楽市など多様な領域に、人間の本源的自由に淵源する無縁の原理の展開をよみとる。日本歴史学の流れを捉え換えた画期的名著。解説＝笠松宏至
contents
「エンガチョ」
江戸時代の縁切寺
若狭の駈込寺―万徳寺の寺法
周防の「無縁所」
京の「無縁所」
無縁所と氏寺
公界所と公界者
自治都市
一揆と惣
十楽の津と楽市楽座
無縁・公界・楽
山林
市と宿
墓所と禅律僧・時衆
関渡津泊、橋と勧進上人
倉庫、金融と聖
遍歴する「職人」
女性の無縁性
寺社と「不入」
「アジール」としての家
「自由」な平民
未開社会のアジール
人類と「無縁」の原理
