彼岸過迄
Douban
ISBN: 9784101010113
écrit par:
[日本] 夏目漱石
édition: 新潮社
date de publication: 1952
-1
reliure: 文庫
prix: JPY 594
nombre de pages: 307
[日本] 夏目漱石
résumé
須永は世の中と接触するたびに内へと「とぐろ」を巻きこむたちで、従妹の千代子を愛するとともに憎み、憎むとともに愛している。そんな須永を千代子は卑怯だといって責める。―漱石は男と女のこの氷劫の呵責ともいうべき関係を『彼岸過迄』のあと最晩年までくり返しくり返しとり上げて行くことになる。