平安朝の生活と文学
Douban
ISBN: 9784480094285
Autore:
池田亀鑑
Casa editrice: 角川文庫
data di pubblicazione: 1964
-4
Serie: ちくま学芸文庫
Formato: 平装
Prezzo: 1000円
Numero di pagine: 254
池田亀鑑
Sinossi
豊かな国風文化を育んだ平安時代、その担い手だった宮廷の人びとはいったいどんな生活をしていたのか。本書は、『源氏物語』や『枕草子』などの文学作品をはじめ、さまざまな古記録を博捜し、当時の行事や日常を復元する。後宮の制度や宮仕えの動機から、住宅事情、食事と食べ物の種類、結婚と風習、懐妊と出産、美意識やその表現、美人の条件や教養、はては誤楽、疾病、医療、葬送、信仰などにいたるまで明らかにした、平安時代の女性生活百科の名著。国文学専攻の教師や学生はもとより、広く古典文学愛好家必携の書。通読するだけでも、当時の生活が澎湃として眼前に立ち現れる。
contents
第一章 平安京
第二章 後宮の制度
第三章 後宮の女性
第四章 後宮の殿舎
第五章 宮仕えの動機
第六章 宮廷の行事
第七章 公家の住宅
第八章 食事と食物
第九章 女性の一生
第十章 結婚の制度・風習
第十一章 懐妊と出産
第十二章 自然観照
第十三章 女性と服飾
第十四章 服飾美の表現
第十五章 女性美としての調度・車輿
第十六章 女性と容姿美
第十七章 整容の方法
第十八章 女性と教養
第十九章 生活と娯楽
第二十章 疾病と医療
第二十一章 葬送・服喪
第二十二章 女性と信仰
解説(石田穰二)