残虐記
Douban
ISBN: 9784101306353
écrit par:
桐野夏生
édition: 新潮社
date de publication: 2007
-7
reliure: 文庫
prix: 420
nombre de pages: 255
桐野夏生
résumé
薄汚いアパートの一室。中には、粗野な若い男。そして、女の子が一人――。
失踪した作家が残した原稿。そこには、二十五年前の少女誘拐・監禁事件の、自分が被害者であったという驚くべき事実が記してあった。最近出所した犯人からの手紙によって、自ら封印してきたその日々の記憶が、奔流のように溢れ出したのだ。誰にも話さなかったその「真実」とは……。一作ごとに凄みを増す著者の最新長編。