世紀末ウィーン―政治と文化
Douban
ISBN: 9784000011600
écrit par:
カール・E.ショースキー(著)
traduit par:
安井 琢磨 (翻訳)
édition: 岩波書店
date de publication: 1983
-9
reliure: 単行本
prix: JPY 7980
nombre de pages: 480
カール・E.ショースキー(著) traduit par: 安井 琢磨 (翻訳)
résumé
世紀末ウィーン（せいきまつウィーン）とは、19世紀末、史上まれにみる文化の爛熟を示したオーストリア＝ハンガリー帝国の首都ウィーン、およびそこで展開された多様な文化事象の総称。特にユダヤ系の人々の活躍がめざましい。広義には20世紀世界に大きな影響を与えた政治的・経済的諸事象や学芸における諸潮流を含み、多くの場合、1938年のアンシュルス（ナチス・ドイツによるオーストリア併合）までのそれも含んで呼称する。
クリムト、ココシュカ、シェーンベルク、ホーフマンスタール、フロイト……ハプスブルク帝国末期に絢爛と咲き誇った芸術と学問。知識人サークルの分析を通じて、激変する社会と文化との関わりに鋭く迫る。図版多数。
