「近代の超克」とは何か

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「近代の超克」とは何か

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ISBN: 9784791764105
作者: 子安 宣邦
出版社: 青土社
发行时间: 2008 -5
装订: 単行本
价格: JPY 2376
页数: 277

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子安 宣邦   

简介

何を超克するのか、誰のためのアジアなのか。「東アジア共同体」 構想が浮上するなか、いまふたたび 「近代の超克」 が呼び戻されようとしている。侵略と解放が無自覚に混同されたまま戦われた戦争に追随した、昭和の思想的難題。その実態と核心は何だったのか? 竹内好、三木清、小林秀雄、保田與重郎らの言説を批判的に読み解き、アジアにおける反戦平和の思想へ向けて、新たな扉を押しひらく。

contents

「近代の超克」論の序章―昭和イデオロギー批判
1(なぜ「近代」とその超克なのか―「近代の超克」と三つの座談会
中国の戦争の事実に誰が正面したか―座談会「大陸政策十年の検討」
「世界史の哲学」の時―座談会「世界史的立場と日本」
詩は世界秩序を変革する―日本浪曼派と文学的叛乱)
2(東亜と「日本的平和」の構想―帝国の冀求は東亜永遠の安定にあり
宣戦になぜかくも感動したのか―「支那事変」と「大東亜戦争」との間
たとえ戦争が無償に終わっても―保田與重郎の戦時と戦後)
3(日本近代批判と「ドレイ論」的視座―竹内好と二つの魯迅
「近代の超克」と戦争の二重性―竹内好と「永久戦争」の理念
アジア主義という近代日本の対抗軸―日本近代史と戦争の二重性
アジアによる超克とは何か―「方法としてのアジア」をめぐって)

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