遊女の文化史
豆瓣
ISBN: 9784121008534
作者:
佐伯 順子
出版社:
中央公論社
發行時間: 1987
-10
叢書: 中公新書
價格: JPY 760
頁數: 264
ハレの女たち
佐伯 順子
簡介
遊女とはかつて「性」を「聖なるもの」として生き、神々と共に遊んだ女たちであった。本書は従来の遊女史の枠を越え、万葉集、謡曲、梁塵秘抄、から御伽草子、近松、西鶴、荷風、吉行淳之介に至るまで、文学に現われた遊女像の系譜を辿りつつ、文化を育んだ「遊び」の姿を明らかにする。ホイジンガの遊戯論に示唆され、比較文学の手法を駆使して試みられた遊女論であると共に、新しい文化論、女性論への展望を拓く意欲作。
目錄
第1部 色恋と歌舞の女神
イシュタルの章―古代における性と遊びの位相
ミューズの章―歌舞の菩薩
和泉式部の章―色好みと歌の徳
高尾太夫の章―愛欲の女神
花子の章―「花」の体現
第2部 薄幸の乙女たち
松浦佐用姫の章―聖なる花嫁
妙の章―無常の悟り
小野小町の章―流浪の聖女
お初の章―愛の殉教者
お雪の章―慈愛の聖母