リング

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リング

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ISBN: 9784041880012
Autore: 鈴木光司
Casa editrice: 角川ホラー文庫
data di pubblicazione: 1993 -4
Serie: 角川ホラー文庫
Lingua: Japanese
Formato: Paperback
Prezzo: 580円(税込)
Numero di pagine: 331

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鈴木光司   

Sinossi

本作は日本のホラーに一大センセーションを巻き起こした作品で、本書「リング」、続編「らせん」、完結編「ループ」及び関連エピソードによる短編集「バースデイ」と4冊のシリーズになっている(通称「リングシリーズ)。4作で累計800万部の売り上げ(『なぜ勉強するのか?』2006年刊行時)を誇る、近時の日本小説界の大ベストセラ。「リング」はハードカバー刊行時はさほどの話題とならなかったが、単行本化されてからジワジワと話題を呼んで部数を伸ばし、1995年のテレビ単発ドラマ化に至り、やがて1998年の映画化によってジャパニーズホラーブームの火付け役となった。
本作の高い評価の理由には「ビデオテープ (VHS) という身近な題材」「ホラーだが怖がらせるだけではなく、ストーリィも緻密に構成されている」「ラストのどんでん返し」という点が上げられる。ラストの元ネタは日本でも昔から都市伝説となっている「不幸の手紙」がベースとなっており、若者の関心を引きやすかったともいわれる。
続編「らせん」以降はホラー色が減退してサイエンスフィクションの要素が前面に立ち、完結編「ループ」に至っては仮想現実世界と現実世界を舞台に、生命の誕生と創造に至る壮大なSFへと変化するため、巻を経る毎にジャンルが大胆に飛躍するシリーズでもあり、純粋に「恐怖小説」を望んだ読者にとっては、本書「リング」以外は賛否両論のようである。
1998年には「リング」「らせん」が同時に映画化されたが、上記の理由から「らせん」は原作よりもややホラー寄りのアレンジが成されており、さらに原作を離れてホラー路線を継承した映画オリジナルの続編「リング2」「リング0 バースデイ」が製作されている。映画「リング」の配給収入は10億円、「リング2」は21億円であった。また映画版で描かれた『TV画面から現れる「貞子の恐怖」』については様々なメディアで扱われ、パロディーなども多く作られた。
作中の登場人物である伊熊平八郎・山村志津子は、明治時代に起こった千里眼事件の関係者(学者・福来友吉、超能力者・御船千鶴子)がそのモデルとなっている。又、その千里眼能力者の中に高橋貞子という女性が実在していた事も、その関連を想起させるものがある[要出典]。
作者は作品ができた後で、御船千鶴子の存在を知ったとのことである。
発売日:1993年 04月 22日
定価(税込): 580円
100
ISBN 978-4-04-188001-2-C0193
発行元:角川書店(第1編集部)

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