僕のなかの壊れていない部分
Douban
ISBN: 9784334738396
écrit par:
白石 一文
édition: 光文社
date de publication: 2005
-3
reliure: 文庫
prix: JPY 650
nombre de pages: 376
白石 一文
résumé
出版社に勤務する29歳の「僕」は3人の女性と同時に関係を持ちながら、その誰とも深い繋がりを結ぼうとしない。一方で、自宅には鍵をかけず、行き場のない若者2人を自由に出入りさせていた。常に、生まれてこなければよかった、という絶望感を抱く「僕」は、驚異的な記憶力を持つ。その理由は、彼の特異な過去にあった。―生と死の分かちがたい関係を突き詰める傑作。