腕貫探偵 (ジョイ・ノベルス) (新書)

Douban
腕貫探偵 (ジョイ・ノベルス) (新書)

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ISBN: 9784408504926
écrit par: 西澤保彦
édition: 実業之日本社
date de publication: 2007
reliure: 新書
prix: JPY 860
nombre de pages: 264

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西澤保彦   

résumé

内容紹介
腕貫をはめた地味なその役人は櫃洗市市民サーヴィス課臨時出張所一般苦情係の窓口担当。この出張所、実は神出鬼没で、大学構内や病院の待合室、警察署内など、あちこちに出現する。マネキン人形のように無表情な男は丸いフレームの銀縁メガネ、白いシャツ、黒っぽいネクタイ、無造作に切り揃えられた脂っけのない髪という素っ気ない、いかにも小役人なのだが、その窓口へと、トラブルを抱えた相談者はふらふらと引き寄せられる。殺人? 詐欺? 行方不明? さまざまな悩みを、聞くだけで見事に解決してしまうのがこの腕貫男なのだ! 明晰な推理力をもつユニークな安楽椅子探偵が活躍する、ユーモア溢れる痛快ミステリー連作短編集!
内容(「BOOK」データベースより)
隣人の死体に遭遇…しかも移動した?行方不明になった学生?母親が突然欝になった?二股がバレて別れた相手との復活愛はあり?さまざまな悩める市民の相談ごとが持ち込まれる「市民サーヴィス課臨時出張所」で応対するのは、黒い腕貫を嵌めた年齢不詳の職員だ。聞き上手なその誘いにのって、ついついプライベートな悩みごとを話してしまうと…さらりと返されてくるひと言に問題解決の重大なヒントが…。軽妙なユーモアたっぷりな筆致で描く連作ミステリ七編。

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