プールの底に眠る (講談社ノベルス)
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ISBN: 9784061826977
forfatter:
白河 三兎
anden titel:
プールの底に眠る
forlag:
講談社
udgivelsesdato: 2009
-12
sprog:
Japansk
pris: JPY 8.40
antal sider: 223
白河 三兎
overblik
第42回メフィスト賞受賞作
「いつまでも読んでいたかった」――辻村深月
セミの鳴き声が名残惜しく響く。読みながら、何度もプールに漂う塩素の匂いをかぎ、心が夏の終わりに戻されていく。いつまでも読んでいたかった。
夏の終わり、僕は裏山で「セミ」に出逢った。木の上で首にロープを巻き、自殺しようとしていた少女。彼女は、それでもとても美しかった。陽炎のように儚い1週間の中で、僕は彼女に恋をする。
あれから13年……。僕は彼女の思い出をたどっている。「殺人」の罪を背負い、留置場の中で――。誰もが持つ、切なくも愛おしい記憶が鮮やかに蘇る。