禅思想史講義

Douban
禅思想史講義

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ISBN: 9784393138021
Autor/in: 小川 隆
Verlag: 春秋社
Veröffentlichungsdatum: 2015 -7
Einband: 単行本
Preis: JPY 2376
Anzahl der Seiten: 256

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小川 隆   

Übersicht

禅の歴史・思想史は、近年、画期的な新出資料の発見などがあって、大きな変貌を遂げました。それらの資料を精査することによって、従来の「禅の歴史・思想史」が全面的に書き換えられることになったのです。そしてそれによって、禅の姿は、まったく新たな相貌を身にまとうことになったのです。
それはどのようなものでしょうか。いったい、どのように書き換えられたのでしょうか。禅ファンならずとも、ワクワクドキドキするところです。
もちろん、それらのことは、禅の専門書などには、部分的・断片的にすでに発表されていますが、本書のように、その全貌を、禅ファンのみならず一般の読者に向けて、きちんと書かれたものは、いままでありませんでした。本書を待って初めて、その全体像を知ることができるようになったのです。
ぜひ本書を手にとっていただきたいと思いますが、もうひとつの本書の特徴は、近代の禅のあり方をめぐって、鈴木大拙を取り上げ、正面からその禅の思想を論じていることです。
ご存じのように、大拙は近年さまざまに語られる禅思想家ですが、不思議なことに、大拙の禅思想について正面から論じた書物はいままでありませんでした。
本書は大拙を、近代を生き、近代と格闘した禅思想家として描き、その特質を浮き彫りにしています。そして、それは現代に生きるわれわれ自身の課題でもあるのではないか、と締めくくっています。
本書が、禅ファン、禅を知りたい読者にとって、また、現代を真摯に生きる読者にとって、圧倒的な必読の書物となることを確信しています。

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