戦時期日本の精神史
Douban
ISBN: 9784006000509
écrit par:
鶴見俊輔
édition: 岩波書店
date de publication: 2001
-4
série: 岩波現代文庫・学術
reliure: 文庫
prix: 1100円
nombre de pages: 296
1931‐1945年
鶴見俊輔
résumé
カナダの大学で学生に向け語られた、広い視野からの現代日本思想史前篇。ファシズム支配下の日本知識人の軌跡を通して「転向」の事実と意味を問い直し、それが日本の精神史を貫く「文化の鎖国性」という特質と通底することを明らかにする。知識と思想のあり方に反省を迫る独自の日本文化論でもある。
目次
一九三一年から四五年にかけての日本への接近
転向について
鎖国
国体について
大アジア
非転向の形
日本の中の朝鮮
非スターリン化をめざして
玉砕の思想
戦時下の日常生活
原爆の犠牲者として
戦争の終わり
ふりかえって
