蛍火艶夜 下巻

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蛍火艶夜 下巻

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Autore: amase
Casa editrice: ㈱新潮社
data di pubblicazione: 2024 -12
Lingua: Giapponese
Numero di pagine: 345

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amase   

Sinossi

反芻者続出の話題作、完結。本編に描き下ろし72頁を加えた超濃厚コミックス!

「あの時の貴様は
 本当に綺麗だった」

1945年3月。
2週間も何ひとつ戦果を上げられず、ばくちのような出撃は軒並み空振り、
鬱憤のたまった兵たちのケンカに、「作戦会議」と称した宴会……と、
その日は生真面目な坂ノ上庚二少佐にとって、とにかく不愉快な一日だった。

乱痴気騒ぎに嫌気がさし、見廻りを口実に宴会を退出した坂ノ上は、
兵舎に戻るや否や、慌てて逃げる人影を目撃した。

空き部屋から聞こえた物音に、胸騒ぎを覚えながら扉を開くと、
そこには……。

(『坂ノ上庚二少佐前編』)

時は第二次世界大戦末期。苛烈な争いのなか、国の為、自らの命を武器に闘うべく募られた特別部隊。“神風特別攻撃隊”――…。
焦燥、憧憬、苦慮、希望、そして慕情。
生命の灯が揺らぐ日常で、魂をぶつけあう漢たちの秘められた夜7編に加え、
特別描き下ろし『淀野と正雄』『戦後』『酒井千代松大佐編』『しろくろ』の4編を収録。

特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、号哭の下巻。

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