北越雪譜

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北越雪譜

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ISBN: 9784003022610
autor: 鈴木牧之
editora: 岩波書店
data de publicação: 1978 -3
preço: JPY 945
número de páginas: 348

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鈴木牧之   

visão geral

本書は鈴木牧之『北越雪譜』の池内紀版現代語訳22版である。原典は18世紀末、文化文政時代、越後塩沢の一地方人による雪国の克明な民俗記録誌である。雪による過酷な自然生活全般、そのほか縮(ちぢみ)産業、はては珍談奇談にいたる話が挿し絵とともに紹介されている。校訂は山東京伝の弟・京山人百樹で、牧之その人と和漢の教養が豊富にあり、俳人でもあるため描写の適格さ、ユーモアが感じられる。『江戸では雪が降るのが珍しいから雪見の船に妓女を乗せたり、茶会を催したり楽しむが辺境の寒い国に生まれた者は不幸である…』としながら『江戸に出た者10人のうち7、8人が帰ってくる』と、自慢さえする。『初雪で洪水が起こる』すさまじさでゾッとさせるかと思うと、『熊が人間を凍死から救った』ウソのような話。また、鮭の人工受精を着想したり、『狐を捕るのに杭で地中に穴を開け、大根を引き抜くように尾を引っぱる』など、一種読み物的要素がちりばめられている。出版まで40年近くかかったという原典の、独特の表現をいかし、雪にはじまり雪におわる、という牧之の『暖国の人』にもっとも伝えたかった心を反映した、新しい『北越雪譜』である。

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