中国の恋のうた
Douban
ISBN: 9784000281829
forfatter:
川合康三
forlag: 岩波書店
udgivelsesdato: 2011
-5
indbinding: 平装
pris: 本体2200円+税
antal sider: 216
『詩経』から李商隠まで
川合康三
overblik
最古の詩集『詩経』にのこされたおおらかな恋のうた、南朝の民歌にみられる男女の機微、唐代の詩人たちが描く閨怨の孤独、そして晩唐・李商隠の精緻を極めた恋愛詩―。古代から晩唐まで、中国古典詩における恋愛詩の魅力を縦横に語り、いつの時も変わらない人々の思いを、鮮やかに読み解く。
contents
第1講 古代の恋のうた(『詩経』;漢代の楽府)
第2講 魏晋南北朝の恋のうた(女性を主人公とする物語詩;南朝の恋のうた)
第3講 唐代の恋のうた(悼亡詩と閨怨詩;伝奇―恋愛文学の登場 ほか)
第4講 李商隠の恋愛詩(「夜雨 北に寄す」;「無題(八歳 偸かに鏡に照らし)」 ほか)