
ISBN: 9784592850809
écrit par:
山藍 紫姫子
édition: 白泉社
date de publication: 2011
-9
langue:
Japanese
reliure: 文庫
prix: JPY 750
nombre de pages: 278
山藍 紫姫子
résumé
“誰に抱かれても、あれは俺のものだ。俺だけが必要なのだ。”荒れ狂う愛の交歓の果て、弁天は、沙門と心がつながりかけたものの、横恋慕するお澪の奸計にはまり、罠に落ちる。お澪の父で江戸随一の豪商、宗左衛門に捕らわれ、奥屋敷の連れてこられてしまったのである。ところが、弁天の魔性の血は、沙門に抱かれねば凍えてしまう。その沙門と引き裂かれ、弁天はしだいしだいに心を病ませていく。一方肉体は、宗左衛門にとろかされて、沙門を裏切っていくのだった。<br /><br />幻の番外編『紫陽花』も収録。耽美の女王が挑む、禁忌の世界。