朝鮮：独裁者的精神

番組概要：北朝鮮の最高指導者、金正恩がこれまで行った政策を、関係者の証言や専門家の分析で読み解き、独裁者の思考の内側に迫るシリーズ。まずは、彼の生い立ちから、国内で権力を掌握していくまでをたどる。北朝鮮の現代化と権力維持とのジレンマを、彼はどう解決していったのか？さらに、シンガポールとハノイで行われた米大統領との首脳会談を振り返り、経済制裁の解除を目指して国際社会に働きかけた戦略を解明していく。

エピソード「 独裁者のジレンマ (原題: Dictator’s Dilemma) 」内容：北朝鮮の最高指導者、金正恩。彼は権力掌握のためにどんなことを行ってきたのだろうか。彼の生い立ち、スイス留学時代、世界を震撼させた金正男暗殺などについて、関わった人々の証言も交え分析する。暗殺の実行犯になった女性が、初めてテレビで胸の内を語る。指導者として国民の支持を得るため、北朝鮮の現代化を進めたい金正恩だが、一方で自身の権力を維持する必要があった。このジレンマを解決するために彼がとった策とは？

エピソード「 駆け引きの激化 (原題: Taking the World Stage) 」内容：金一族の独裁体制の下、核開発を続けながら世界を翻弄する国、北朝鮮。一方で、国際社会からの経済制裁による国の弱体化は著しい。北朝鮮に対する制裁を解除するために米大統領と歴史的な首脳会談を行い、世界の表舞台に立った金正恩の姿に迫る。彼はどのようにアメリカと向き合い、どのような外交を行ったのか。関係者の独占インタビューや目撃証言を交えながら、首脳会談の舞台裏を明らかにする。