Jun Sagara — Playwright (4)

Movie

赤线灯不会消失 (1958)
赤線の灯は消えず Douban
other title: 赤線の灯は消えず / Akasen no hi wa kiezu
赤線の灯は消えたか--荒木信子は吉原をやめて、もう二度と男にふれまいと思った。彼女は夫に先立たれ、中風の義母のために仕送りを続けてきたが、売春禁止法の施行の前に死なれていた。が、彼女は白線の女島子の誘いに乗せられ、通称ヤッパのジョーの手に捕まった。更生しようと思っていた矢先である。信子は彼から逃げだし、やっとの思いで町工場に住みこんだが、ここの主人にいどまれ、また逃げ出す。お霜婆さんの屋台店を手伝い、少しは落着いたが、ジョーが現れ彼女を追着回す。お霜婆さんが不意に死に、後を継げそうになったが、それもジョーのために駄目になった。屋台で昔の同僚・葉室ヒデにあった。彼女は旅館を経営する父母の死後、家出しお定まりの吉原入りとなったのだ。もとの旅館の板前・宗吉が上京してきた。彼と結婚するはずだったが、隣家の売春婦とのケンカで吉原のことがバレた。宗吉には大きなショックだった。ヒデは彼を残したまま姿を消した。信子の口添えで二人は結ばれかけたが、宗吉はやはり昔のことが気になり、再びビデはいなくなった。ヒデと信子が偶然落ち合った先は、偽装売春クラブだった。信子はジョーの子供を妊娠しており、それを生むために自ら飛びこんだのだ。そこには吉原の昔の仲間が皆そろっていた。沖縄へ売り飛ばされるのも知らずに、ジョーがここの用心棒になっていた。島子が逃亡に失敗し、ジョーにリンチされたのを、信子はとめに行き、はからずも彼に会った。信子は島子を逃がそうとし、ナイフで襲おうとするジョーに言った。“お前の子を生むためにここに来たんだ”ジョーの腕から力が抜けた。そのスキに女たちは皆逃げだした。ジョーは女たちを追おうとする男たちを防ぎ、彼らに刺されて死んだ。--クラブの親玉らは検挙され、信子たちは再出発することにした。

Movie

Revenge of the Pearl Queen (1956)
Douban
志村敏夫 actor: 前田通子 / 藤村昌子 …
other title: 女真珠王の復讐 / Onna shinju-ô no fukushû
三信貿易の社員木崎芳男が箱根に養生中の社長に重要書類を届けて帰った夜、社長は何者かに殺され、さらに数時間後には会社の金庫から現金千五百万円が紛失した。その日、社長の部屋に入ったのが木崎一人であることから嫌疑は彼に掛り、木崎は浅沼専務に同行渡米する恋人香川夏岐を見送った直後、逮捕された。同時に洋上を走るシビリア号にも、夏岐を殺人共犯容疑者として拘束せよとの急電が届いたが、彼女に好色の眼を向ける浅沼専務は、自分の証言で事はどうでもなると夏岐を説きつけようとした。だが夏岐は、木崎のポケットにあったという金庫の鍵は専務が持っていた筈と不審を抱いた。夏岐は浅沼の手を逃れるはずみに足を踏みはずし、激浪の中に姿を没した。南海の孤島に打ち上げられた夏岐は、同じく漂着していた難破船の乗組員五人に救われた。孤島では彼女をめぐり異様な生活が始った。男達は夏岐を争い、揚句の果て、石塚老人及び彼の娘アキと結婚する筈になっている山内雄三、そして夏岐の三人が残った。だが或る日、海底に潜った夏岐は真珠貝の宝庫を見出した。数年後、外国船に助けられた夏岐は変名し、真珠王ヘレン・南として日本に戻った。恋人木崎は今だに拘置所生活、妹雪子や両親も冷い眼で見られていると知った夏岐は、雪子に真犯人を見つけだすと誓った。調査の末、今は三信貿易の社長に納る浅沼と子分野口が会社乗っ取りの陰謀をめぐらし木崎を陥入れたことが判明した。夏岐は孤島生き残りの二人の手を借りて浅沼の事業を妨害した。だが浅沼の疑惑で野口が夏岐の素姓を見破った日、真相を妹に聞いて復讐の念を燃やした木崎が突如、脱獄した。夏岐と対決した浅沼と野口は数々の証拠に、今はこれ迄と拳銃をつきつけたが、そこに飛び込んで来た木崎に倒された。復讐を成し就げた夏岐と木崎は、今は晴れて抱き合った。

Movie

A Spring Bouquet (1958)
春高樓の花の宴 Douban
other title: 春高楼的花宴 / 春高樓の花の宴
川口松太郎の原作を基に、芸の世界の旧習に翻弄される男女の悲恋を描く。元女形で芸事に精通する名匠・衣笠貞之助が、数々の名作で組む山本富士子と東映入り前の鶴田浩二の美男美女コンビで紡ぐ究極のメロドラマ。琴の名手・光雄(鶴田)は、別の男性と婚約中ながら密かに想い合う家元の娘・伊佐子(山本)との醜聞を恐れ一門と距離を置くが、結婚式を目前に控えた伊佐子の自分への変わらぬ愛を確認し、式の当日に花嫁を連れ出してしまう。