象人
豆瓣エレファント·マン
简介
象のような巨大な頭を持ち、全身が変形した“エレファント・マン(藤原達也)”はサーカスの見世物になっていた。しかし、その異様な外見の下に隠された美しい精神に誰もが心ひきつけられ、“普通”の人間の醜悪さが映し出されていく…。そして彼はその短い命を終えた。
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不朽の名作『エレファント・マン』が、森新太郎の新演出で、小瀧望をタイトルロールに迎えて今秋上演されることが発表された。
1880 年代の産業革命後のロンドン。膨張した頭部、著しく変形した身体、その外見から「エレファント・マン」と呼ばれる青年ジョン・メリックは、解剖外科医のトリーヴズとの出会いによって初めて人間らしい生活を手に入れることになる。今まで好奇の目に晒されてきたメリックだったが、人々は彼が知的で、純粋な心の持ち主であることに気づき、彼に不思議なまでに引き寄せられていく。
今回、このタイトルロール『エレファント・マン』に挑むのは、小瀧望(ジャニーズ WEST)。東西の文字通りのビッグスターが舞台で演じてきたこの役は、異形の特殊メイクをあえて施さず、鍛錬された身体を湾曲させるというスタイルをとることで表現し、かつ穢れの無い精神世界を打ち出して、各時代の演劇史を飾ってきた役どころだ。
180 ㎝を超える身長と端正な顔立ちの小瀧が、気鋭の演出家・森新太郎と組み、いかに異形の美しき青年を演じるのか。今秋、必見の舞台となるに違いない。
また、メリックと対峙することで己の醜い部分にも向き合うことになっていく複雑な心理をたどる医師トリーヴズに近藤公園。彼の勤める病院の理事長に木場勝己。メリックに初めて女性の愛らしさを伝える女優ケンダル夫人に高岡早紀。そして貴族から使用人まであらゆる階層の人々を、花王おさむ、久保田磨希、駒木根隆介、前田一世、山﨑薫が演じる。
総勢9名の人気実力を兼ね備えたキャストの競演と、演出の森新太郎をはじめとした日本演劇界を牽引する充実のスタッフ陣によって産み出す舞台『エレファント・マン』に期待が集まる!