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Music · Review
十二月の肖像あらためて一生モノのアルバムだな~と
感じました、季節の移り変わりが目に浮かぶ
素敵な曲ばかりですが音楽的にはかなり緻密で凝った楽曲です、
満足感あると思います、繰り返し聞いても飽きないですし・・
ふと思い出して聞くと『いいなぁ!ヤッパリ』となります、
なかなか無いですよね時間に晒されその風化に耐える音楽!
ところで、繰り返し繰り返し演奏される
伝統音楽や民俗音楽って
広義のクラシック(古典)なんですね、というか
クラシックを狭い意味でしか捉えていなかった
自分の未熟な価値観のありようを反省しています・・
いいものは色あせず・・長く愛され、
その結果として古典になってゆくのでした。
古典もデビュー時は新曲なわけです(^^♪
木下さんのはそういう意味でデビュー時から古典です!
それでもアルバムには新鮮でしかも心がやすらぐ、
新しい風が吹いてます、
フォルクローレという形態を通した
木下尊惇の今までにない新しい音楽だからですね、
消費社会の中、使い捨ての音楽ではなく
魂の叫びを静かに紡ぐ木下さんは
一歩一歩神々の住む頂に近づいているようです。
人間には新鮮なものや新しい物への好奇心と警戒心があり、
好奇心はいち早く異変に気づいて対処したり
より良い暮らしへの改革や前進を促します、
反対に警戒心は古いものを大切にしつつ身の回りやいままでの
経験をベースに破綻しない落ちついた暮らしを目指させます、
環境への適応を含め種の保存や
自己防衛の本能にそう言う機能があります、
木下サンの新作はそのどちらも満足させてくれる逸品です、
どうぞ長く聞き込んでください、
あなた自身にまだ見ぬ自分自身が眠っているでしょうけれど
その未来の自分を洞察し、通り過ぎた過去の自分に
再びめぐり逢えることでしょう、
良い音楽は過去と未来とをつなぐタイムマシーンです。