シシドヒナタ
僕と世界/もっと深い夜
Douban
シシドヒナタ
release date 2007-06-06 publisher: MOTEL BLEU
様々なジャンルが濫立する現代の音楽シーンに現れた、オルタナティヴロック/アブストラクトミュージックなど一つの音楽性に収まらないクロスオーバーな新人アーティスト、シシドヒナタ。 怠惰な日常で、もがく毎日。彼にとっての音楽表現とは、そんな場所から一歩踏み出そうとする決意の表れなのだろうか。浮遊感漂う空気をモラトリアムな感情で包み込んだ箱庭的な詩世界とソングライティングに光をあてたDISC-1『僕と世界』。 エレクトロニカ、ブレイクビーツをバンドサウンド的なアプローチで作ったインストゥルメンタル集DISC-2『もっと深い夜』。 ロック/ジャズ/クラブミュージックなどジャンル・アプローチが飽和した今に、あえて表現する事を選択した世代が、一つに収まりきらない音楽性で、音と言葉の底辺に流れるニュアンスを同時に鳴らす事は、彼らにとってごく自然な感覚なのかもしれない。 怠惰な日常で、もがく毎日。彼にとっての音楽表現とは、そんな場所から一歩踏み出そうとする決意の表れなのだろうか。 【アーティストについて】 2003年からバンド形態ではなく、録音を中心においた創作活動をはじめる。ほとんどの曲のギター、ベース、ドラム、ピアノを演奏し録音、ミックスまで一人でこなす。 彼の作品から聞こえてくるのは、どこか、日常にひそんでいる違和感を冷たい視線で見つめている俯瞰の美学である。腑におちない何かを求めてさまようような視点とサウンドが混じり合い特有の不透明な空気感を作り出している。すべての曲に共通している感傷的な感触は、日常に溢れているだれもが持ち合わせる「ズレ」を内包しているからなのかもしれない。