森見登美彦
奇想と微笑―太宰治傑作選 (光文社文庫)
Douban
太宰 治 / 森見 登美彦 (編集) publishing house: 光文社 2009 - 11
中学校の国語の時間。「走れメロス」の音読テープに耳をふさいだ森見少年は、その後、くっついたり離れたりを繰り返しながらも、太宰の世界に惹かれていった―。読者を楽しませることをなによりも大切に考えた太宰治の作品群から、「ヘンテコであること」「愉快であること」に主眼を置いて選んだ十九篇。「生誕百年」に贈る、最高にステキで面白い、太宰治の「傑作」選。
熱帯
Douban
森見 登美彦 publishing house: 文藝春秋 2018 - 11
汝にかかわりなきことを語るなかれ――。そんな謎めいた警句から始まる一冊の本『熱帯』。 この本に惹かれ、探し求める作家の森見登美彦氏はある日、奇妙な催し「沈黙読書会」でこの本の秘密を知る女性と出会う。そこで彼女が口にしたセリフ「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」、この言葉の真意とは? 秘密を解き明かすべく集結した「学団」メンバーに神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと「部屋の中の部屋」……。 幻の本をめぐる冒険はいつしか妄想の大海原を駆けめぐり、謎の源流へ! 我ながら呆れるような怪作である――森見登美彦