Book
白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記
Douban Bangumi
小野不由美
publishing house:
新潮社
2019
- 11
other title:
白銀の墟 玄の月 第四巻
好敵手は、どちらかが「影」になる。
一国に、王は一人しか要らない。
そして、新たな歴史が始まる──
「助けてやれず、済まない……」男は、幼い麒麟に思いを馳せながら黒い獣を捕らえた。地の底で手にした沙包(おてだま)の鈴が助けになるとは。天の加護がその命を繋いだ歳月、泰麒(たいき)は数奇な運命を生き、李斎(りさい)もまた、汚名を着せられ追われた。それでも驍宗(ぎょうそう)の無事を信じたのは、民に安寧が訪れるよう、あの豺虎(けだもの)を玉座から追い落とすため。──戴国の命運は、終焉か開幕か!