椎名林檎
勝訴ストリップ (胜诉的新宿舞娘) Douban
椎名林檎
genre:
Rock
release date 2000-03-31
publisher:
EMIミュージック・ジャパン
Amazon.co.jp
前作にも増して、強烈な「言葉」の数々が聴く者を突き刺す2nd。誰かを愛したい、そしてできれば、その人から愛されたい。すべての現代人が渇望しているコミュニケーションへの欲求を高い純度で音像化した今作は、激しく、ヒリヒリとした痛みに満ちている。暗く、冷たい心象風景をポップ・ミュージックへと昇華、ダブルミリオンを記録した傑作。(森 朋之)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
あの傑作デビュー・アルバムをも凌ぐ圧倒的世界が確立された大傑作2nd。ジャズもパンクもグランジも歌謡曲も全部我流に再構築して聴かせるサウンドには,唯一無二の迫力と切実さとが充満した未曾有の大傑作。先行シングル曲「罪と罰」も長尺版にて収録だ。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
前作のMMに続いて今回はSSだ。サービス・ステーションと割り切っていいのかもしれないけれど、ナチス・ドイツに由来するのかもしれない。曲の中にドイツ車も出てくるし。それか、もしかしたらナチス・ドイツに由来したパンク・バンドに由来するのかな。タイトルよりもイニシャルのほうが気になる。MからSになったというのはやはりマゾヒスト林檎にはサディスト入っててそれもありってことかもしれない。ところでぼくのこのレビューはフィオナ・アップル以来だけど、編集部はいちおう語呂合わせ狙っているのかなあ。この次がリンゴ・スターかシーナ・イーストンだったら許してあげるけど。シーナ&ロケッツじゃあいかにもねえ。「弁解ドビュッシー」の中の“どうせあたしの人生 語呂合わせなんだもん”という一節は、彼女にしてはやけにうるわしい開き直りだ。こういうことを言ってみせたりするから“おれの人生だって、おやじギャグさ”みたいに同調するギャグおやじがパクっとやられちゃうんだろうなあ、と他人事のように論評しておくことにする。それにしても彼女の言葉の仕掛けはものすごくマニエリスティックで、マザーグースばり、いやそこまで高尚でなくてもジェイムズ・ジョイスばりとぐらい言ってしまってもいいだろう。和風にみれば連歌だな。この究極の13曲の一人連歌は“椎名連歌”と、べつに重役級のおやじギャグとばすわけじゃないが、とりあえず命名しておこう。彼女が好きなピーター・グリーナウェイばりのシンメトリーへの偏執、数に対する偏執は、鋳型嗜好、ギブス・マニア、コルセット主義の椎名マゾヒスト連歌をますます金縛りの極致へと追い込んでいく。そうした語呂合わせの容器が固まっていけばいくほど、辻褄合わせの社会との断絶がはっきりとみえてくる快感。開き直り方を学ぶなんてたいそうなもんでもないが、「人生は辻褄合わせなんかじゃない」と思わせてくれるだけで椎名林檎の歌は人をしたたかにさせる。 (野中映) --- 2000年04月号
前作にも増して、強烈な「言葉」の数々が聴く者を突き刺す2nd。誰かを愛したい、そしてできれば、その人から愛されたい。すべての現代人が渇望しているコミュニケーションへの欲求を高い純度で音像化した今作は、激しく、ヒリヒリとした痛みに満ちている。暗く、冷たい心象風景をポップ・ミュージックへと昇華、ダブルミリオンを記録した傑作。(森 朋之)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
あの傑作デビュー・アルバムをも凌ぐ圧倒的世界が確立された大傑作2nd。ジャズもパンクもグランジも歌謡曲も全部我流に再構築して聴かせるサウンドには,唯一無二の迫力と切実さとが充満した未曾有の大傑作。先行シングル曲「罪と罰」も長尺版にて収録だ。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
前作のMMに続いて今回はSSだ。サービス・ステーションと割り切っていいのかもしれないけれど、ナチス・ドイツに由来するのかもしれない。曲の中にドイツ車も出てくるし。それか、もしかしたらナチス・ドイツに由来したパンク・バンドに由来するのかな。タイトルよりもイニシャルのほうが気になる。MからSになったというのはやはりマゾヒスト林檎にはサディスト入っててそれもありってことかもしれない。ところでぼくのこのレビューはフィオナ・アップル以来だけど、編集部はいちおう語呂合わせ狙っているのかなあ。この次がリンゴ・スターかシーナ・イーストンだったら許してあげるけど。シーナ&ロケッツじゃあいかにもねえ。「弁解ドビュッシー」の中の“どうせあたしの人生 語呂合わせなんだもん”という一節は、彼女にしてはやけにうるわしい開き直りだ。こういうことを言ってみせたりするから“おれの人生だって、おやじギャグさ”みたいに同調するギャグおやじがパクっとやられちゃうんだろうなあ、と他人事のように論評しておくことにする。それにしても彼女の言葉の仕掛けはものすごくマニエリスティックで、マザーグースばり、いやそこまで高尚でなくてもジェイムズ・ジョイスばりとぐらい言ってしまってもいいだろう。和風にみれば連歌だな。この究極の13曲の一人連歌は“椎名連歌”と、べつに重役級のおやじギャグとばすわけじゃないが、とりあえず命名しておこう。彼女が好きなピーター・グリーナウェイばりのシンメトリーへの偏執、数に対する偏執は、鋳型嗜好、ギブス・マニア、コルセット主義の椎名マゾヒスト連歌をますます金縛りの極致へと追い込んでいく。そうした語呂合わせの容器が固まっていけばいくほど、辻褄合わせの社会との断絶がはっきりとみえてくる快感。開き直り方を学ぶなんてたいそうなもんでもないが、「人生は辻褄合わせなんかじゃない」と思わせてくれるだけで椎名林檎の歌は人をしたたかにさせる。 (野中映) --- 2000年04月号
平成风俗 Douban
椎名林檎×斎藤ネコ
genre:
Rock
release date 2007-02-21
publisher:
東芝EMI
4年ぶりとなる椎名林檎のニューアルバムは全篇にわたり編曲&指揮の斎藤ネコとのコラボレーションが実現。斎藤ネコ指揮のもと国宝級の演奏家が大集合、サウンドアプローチは曲毎のミュージシャン編成により原始的なものから現代的なものまで縦横無尽、総勢70人のゴージャスなオーケストラによる演奏曲も収録。何よりもスケール感ある演奏に一歩も引けを取らない椎名林檎のパフォーマンスは圧巻。今の日本のポピュラー音楽シーンに於いては稀有な極上のエンターテインメントを堪能して戴きたい。
幻影 Douban
宇多田ヒカル
genre:
Pop
release date 2016-09-28
publisher:
Universal Music =music=
宇多田ヒカル 8年ぶりとなるオリジナル・フルアルバムが遂に完成!
「誰もいない世界へ 私を連れて行って」
2008年にリリースされたアルバム「HEART STATION」のラストソングはこの歌詞で幕を閉じました。
あれから8年。一時活動休止期間を経た宇多田ヒカルは、自身6枚目となるオリジナル・フルアルバムを携えていよいよ本格的に活動再開を果たします。
本年4月にデジタルシングルとして同時配信し、各配信ランキングの記録を更新、国内外107冠を獲得した「花束を君に」(NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主題歌)、「真夏の通り雨」(日本テレビ「NEWS ZERO」テーマ曲)、そして当時「人間活動」中の2012年11月に突然配信リリースされたのも記憶に新しい「桜流し」(「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」テーマソング)、この3曲はついに初CD化として収録され、以外はすべて新たに書き下ろされた作品です。
よろこびとかなしみをひとつにしたあの声は、彼女にしか書けない言葉と旋律で物語を紡ぎます。
ポップミュージックの生命力、その瑞々しさは色褪せず、その豊かさは汲めども尽きない、ということ。
このアルバムにはそれが満ち溢れています。
まさに待望の、としか言いようのない、新たなマスターピースの完成です。
「誰もいない世界へ 私を連れて行って」
2008年にリリースされたアルバム「HEART STATION」のラストソングはこの歌詞で幕を閉じました。
あれから8年。一時活動休止期間を経た宇多田ヒカルは、自身6枚目となるオリジナル・フルアルバムを携えていよいよ本格的に活動再開を果たします。
本年4月にデジタルシングルとして同時配信し、各配信ランキングの記録を更新、国内外107冠を獲得した「花束を君に」(NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主題歌)、「真夏の通り雨」(日本テレビ「NEWS ZERO」テーマ曲)、そして当時「人間活動」中の2012年11月に突然配信リリースされたのも記憶に新しい「桜流し」(「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」テーマソング)、この3曲はついに初CD化として収録され、以外はすべて新たに書き下ろされた作品です。
よろこびとかなしみをひとつにしたあの声は、彼女にしか書けない言葉と旋律で物語を紡ぎます。
ポップミュージックの生命力、その瑞々しさは色褪せず、その豊かさは汲めども尽きない、ということ。
このアルバムにはそれが満ち溢れています。
まさに待望の、としか言いようのない、新たなマスターピースの完成です。